こんにちは。モトリです。
今回は、独学で受かる!FP3級の勉強方法についてご紹介します。
2020年コロナウイルスの大流行をきっかけに、お金の知識の重要性を感じた方も多いのではないでしょうか?

私もコロナ禍に「iDeCo」や「つみたてNISA」をはじめとしたお金の勉強を始めました
お金の勉強を始めた当初は、
社会保障も税金も全然わかんない
本やサイトによって書いてあることが違う
詐欺に合いそうで怖い
と、「分からないことだらけ」と「恐怖心」でなかなか勉強が進みませんでした。
そんな時、
FP(ファイナンシャルプランナー)の受験がお金の知識の基礎になっていいよ
とYouTuberの方が紹介されているのを耳にしました。
はじめは、
FPとか難しそう
と想像だけで嫌煙していましたが、いざ学んでみると
- 年金
- 保険
- 投資
- 税金
- 不動産
- 相続・贈与
の基礎を学ぶことができ、「勉強をしてよかった!」と実感しています。
FPは有名資格ということもあり、通信や通学での対策講座も多くありますが、
独学でも合格ができる資格
だと思います。
私は独学でしたが、
- 学科を9割
- 実技を8割
と高得点で合格することができました。

そんな私の独学での勉強方法をまとめていきます
今後受験される方の参考になるとうれしいです。
では、さっそくみていきましょう。
結論

勉強期間・時間
2ヶ月間で60〜70時間ほど
勉強教材
- みんなが欲しかった!FPの教科書3級
- みんなが欲しかった!FPの問題集3級
勉強方法
- 教科書を読む
- 読んだところの問題集を解く
- 解けなかった問題を教科書で見直す・併せてその周りを学習する
試験前の対策
過去の試験問題を解いてみる
それでは1つずつ詳しくご紹介していきます。
勉強期間・時間

2ヶ月間で60〜70時間
- 2021年3月25日 受験申し込み
- 2021年3月26日 テキスト購入
- 2021年5月23日 受験当日
勉強を開始してから試験まで約2ヶ月の期間がありました。
平日は残業の少なかった日に30分〜1時間/日、休日は2〜3時間/日ほど勉強をし、
合格まで60〜70時間ほど勉強
通勤やお昼休憩といったスキマ時間には勉強はしませんでした。

スキマ時間で勉強をすると、私は「やっている」気になってしまうからです
朝や晩にまとまった時間が確保できるのであれば、決まった時間に勉強することをオススメします。
朝の方が勉強の効率はいいのですが、私は早起きがまったくできないため、夜寝る前の22〜23時に勉強をする習慣を作っていました。
大切なのは「いつやる」「何時間やる」かではなく、自分が集中できる環境で勉強をすることだと思います。

私は金融に携わる勉強・仕事はしてきませんでした。
金融に関する知識がゼロで勉強を開始したため、保険・投資・税金・不動産・相続の知識がある方は、勉強時間が少なくなると思います
3.勉強教材

・みんなが欲しかった!FPの教科書3級
・みんなが欲しかった!FPの問題集3級
この2冊のみ使用しました。

2冊購入しても3,500円ほどなので、非常にお手頃に勉強をすることができます
「問題集だけでも大丈夫」
という意見を目にしますが、教科書と問題集を両方合わせて勉強することをオススメします。

問題集の解説だけでは、理解ができない問題が多いです
ちなみに問題集の解答は↓の写真のように取り外すことができます。
取り外した方が勉強がしやすいので、買ったら取り外しましょう。

4.勉強方法

- 教科書を読む
- 読んだところの問題集を解く
- 解けなかった問題を教科書で見直す・併せてその周りを学習する
「併せてその周りを学習する」ことが一番大切です。
例えば、住宅ローンの一種である「フラット35」の問題が解けなかった場合、フラット35について見直すだけでなく、同じく住宅ローンの一つである「財形住宅融資」についても見直しておき、2つの違いなどを押さえておくと効率よく勉強ができます。
見直しをしたら、該当箇所の周辺も見直しておく
これが合格への近道です。
またFPの試験には「学科」と「実技」があるのですが、
「学科」を一通り理解してから、「実技」に取り組んだ方がいいと思います
「学科」の知識がないと「実技」の問題に出てくる単語の意味がわからなかったり、問題へのアプローチの仕方が分かりづらいためです。
5.試験前の対策

過去の試験問題を解いてみる
試験が近づいたら、実際の試験の過去問を解いてみましょう。

「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」には1回分の過去問が付属しているので、問題集を一通り終えたタイミングで解いてみましょう
過去問が一回分では不安な方は、日本FP協会の公式HPで数年分の過去問が掲載されており、無料で閲覧できるので、何回分か解いてみましょう。
試験問題の傾向・時間配分なども把握できるため、一度は過去問を解くことをおすすめします。
FP3級は過去問と似た問題が出題されるケースが多いので、教科書・問題集での勉強が一通り終わったら、
過去問に取り組むことで点数を大幅に伸ばすことができます
6.合格〜2級受験へ

2級を受験する場合は、3級から期間を空けずに勉強を開始する
私が受験した際の合格発表は、6月30日で試験から1ヶ月以上先でした。

忘れたころに結果が届きます
試験当日の17〜18時ごろに日本FP協会の公式HPで解答が出るため、自己採点で結果が分かります。

ドキドキで結果発表を迎えることはないんだね
私は3級で勉強を終えるつもりでしたが、コロナの影響で思った以上に時間を確保できたので、7月にFP2級への受験を決意し、9月に受験をしました。

結果、2級も無事に合格することができました
2級を受験される方は、3級から時間を空けずに2級の勉強を始めることをオススメします。
なぜなら、
3級と2級は試験範囲が同じだからです
2級は、
- 3級より深く詳しく問われる問題が多い
- 3級よりもひねくれた問題が多い
といった特徴がありますが、出題範囲のジャンルは変わりません。
実際3級を受験した後に2級の問題を解くと、勉強をしていなくても3〜4割ほど解答をすることができました。
独学でも合格可能なFP2級の勉強方法はこちら。

7.まとめ
今回はFP3級の独学での勉強方法を紹介しました。
教材は、
・みんなが欲しかった!FPの教科書3級
・みんなが欲しかった!FPの問題集3級
教科書を読んで、問題を解くの繰り返しで勉強をしました。
大切なのは、
解けなかった問題の「周り」まで見直すこと

点数にこだわらず合格するだけなら、1ヶ月でも十分だったと感じました
(合計までの勉強時間:40〜50時間が目安)
FP3級は真面目に取り組めば、どなたでも受かることができる資格だと思います。
しかし、得られる知識は
- 年金
- 保険
- 投資
- 税金
- 不動産
- 相続、贈与
と日常で役に立つものばかりです。
高等教育で授業のカリキュラムに取り入れてほしい
と思うほど、社会人になる前に知っておきたかった知識ばかりだったと感じています。
お金の勉強は、本・インターネット・人から聞いたり、SNSで得ることができますが、偏った知識・意見も散見されます。
正しいお金の知識を身につけるためにも、興味がある方はぜひFP3級の受験を検討してみてください。

受験される方はがんばってください!応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!