こんにちは。モトリです。
今回は、光目覚まし時計のPHILIPS(フィリップス)「ウェイクアップライト(HF3519/15)」をご紹介します。
「起こされる」目覚まし時計ではなく、「自然に起きる」目覚まし時計として話題になったので、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者は購入する前に
光で起きるなんてできるの?
読書灯にもなるって本当?
と商品の効果について、疑問がありました。
今回は、PHILIPS(フィリップス)「ウェイクアップライト(HF3519/15)」を実際に6ヶ月使用した筆者が、商品を買ってよかった点、不便だった点をまとめていきます。
購入を検討されている方の参考になるとうれしいです!
ではさっそくみていきましょう。
結論

- 買ってよかった!
- 光目覚まし時計の機能だけで1万4〜5千円は高額
- 読書灯やスリープライトとしても使用するとお値段以上の価値あり
・自然と起きられるようになった
・読書灯にもなる
・だんだんと暗くなるので寝つきやすい
・取扱説明書が分かりづらい
・目覚まし時計のオン・オフが使いにくい
・置く場所とコンセントが必要
・ラジオ機能はいらない
1つずつご紹介していきます。
メリット
自然と起きられるようになった

目覚まし時計の機能では、太陽光をイメージした光で朝日のように部屋がだんだんと明るくなります。
- 照度(レベル1〜20) :45cmの距離でおよそ1〜300ルクス
- 色温度(レベル1〜20):およそ1500〜2800K
光の強さは20段階あり、アラームが鳴る30分ほど前から少しずつ明るくなります。

初めはごく僅かな光なので目は覚めませんが、アラームがなる10分くらい前に自然と目が覚めるようになりました
下の写真は、真っ暗な部屋でライト以外の明かりを灯さずに、撮影をしてみました。
光の強さは左から1・真ん中が10・右が20です。

最大の20まで明るくすると、文字や絵も見えるよ


フラッシュは使用していません
アラーム音は「自然音」と「FMラジオ」が選択できます。
自然音は、
- 野鳥のさえずり
- ハープ
- 波音
- ガンムンボールを使用したヒーリング音源
があり、筆者は「野鳥のさえずり」がオススメです。
日本らしい「小鳥がちゅんちゅん。川のせせらぎ」ではなく、ジャングルや花鳥園に近い鳥の声がたのしめます。
筆者の母は、

舞浜のジャングルクルーズみたい
と言っていました(笑)
アラームも少しずつ音が大きくなるので、音に驚いて目が覚めてしまうことはありません。

アラームの音でびくって起きなくなったのがよかったね
筆者が特に気に入っているのは、
真っ暗な部屋で「朝、電気を付けなくてよくなった」こと
真っ暗な部屋で蛍光灯の明かりをつけるのが、
- 眩しくて
- 起き上がるのがめんどうで
朝からとてもストレスに感じていました。

自然と起きたらすでに明かりがついているので、「朝電気をつける」というストレスがなくなりました
・アイマスクをする
・寝返りをする
アイマスクをしたり、ライトと真逆の方向を向いて寝てしまうと、光で起きることができません。

ホットアイマスクの「めぐりズム」を使用して寝てしまった時に、光で起きることができませんでした
光で目が覚めなくても自然音が起こしてはくれますが、光目覚まし時計を使用する意味がなくなってしまいます。
アイマスクや寝返りをよくする人に、光目覚まし時計の使用はあまりオススメができません。
読書灯にもなる

筆者が買ってよかった!と思ったのは、読書灯としての機能です。

蛍光灯よりは暗めですが、漫画や小説が問題なく読める明るさです
光の強さ20(最大)から40センチ離した落書きの見え方を撮影してみました。
写真は、実際に見るより影で暗くなっています。

光の強さは1〜20まで選ぶことができ、+ボタン・−ボタンで簡単に明るさを変更することができます。

読書灯として使用するなら18〜20がオススメかな
目も疲れにくいし、便利だなー!
と思ったのですが、母は

暗くない??
と言っていたので、人によっては「暗い」と感じるようです。
蛍光灯よりは遥かに暗いですが、夜行バスや飛行機の手元灯よりは明るいです。

近所の電気屋さんを5店舗ほど回ったのですが、店頭在庫はどこにもありませんでした。
明るさを事前に確認ができなかったので、取扱店舗の少なさはデメリットです
だんだんと暗くなるので寝つきやすい

日没のようにだんだんと灯りを暗くし、入眠をサポートしてくれます。
消灯までの時間は5〜60分間で調整可能

いきなり電気を消して寝るよりも、寝つきやすくなったと感じました
しかし、消灯までに眠れない日もあるので、確実に効果があるわけではありません。
疲れていない日やストレスを強く感じた日は入眠しづらいので、よりよい睡眠をするためには、日頃から適度に運動をしたり、心にゆとりをもって生活をすることが重要でしょう。

あくまで入眠までの「補助」機能です。
光時計で眠るのではなく、生活習慣を整えて、光時計を使うことでより入眠がしやすくなると思います
友人は「暗くなる時にスマホをやめるきっかけになるからよかった」と言っていました。
寝る前にスマホを触る方には、スマホを触るのをやめ、入眠するきっかけにもなります。
デメリット
取扱説明書が分かりづらい

付属の取扱説明書が、
説明文が少なく、絵が多いので、非常に分かりづらい
「自分の感覚で設定をした方が早いのでは?」と感じるレベルで分かりづらいです。
設定のポイントをまとめておきます。

- 「MENU」で設定を始める
- 「SELECT」で設定する項目を選ぶ
- MENUとSELECTの左右にある「+」と「−」で時間や光の強さを調整する
スマホやパソコンといった一般的な機械が操作できる方は問題ないかと思いますが、機械の設定が苦手な方は注意してください。

慣れるまでは何度も入力し直したり、結構大変でした…
慣れちゃえば大丈夫です
目覚まし時計のオン・オフが使いにくい

目覚まし時計のオン・オフは、球体の側面にあるボタンで操作します。
目覚まし時計は、2つの時間を登録することができます。

ボタンが「1」「2」と2つあります
目覚ましを設定するボタンが小さいので操作しづらく、
従来の目覚まし時計やスマホの方が、目覚まし機能のオン・オフは簡易的

一瞬手をかざすだけで音は止んで、9分後まで鳴らない
本体に一瞬手をかざすだけで、音が止みます。
スヌーズ機能は付いていますが、スヌーズの間隔は9分で、間隔を変更することはできません。

スヌーズの間隔が9分で固定なのが不便。5分で設定したかった…

スヌーズになると音は消えますが、ライトは点灯したままです
朝がすっきり起きられない方、二度寝をしがちな方は不便に感じるかもしれません。
置く場所とコンセントが必要

- ライト本体:約200×200×150ミリ
- ライト質量:約760g
- 電源方式 :交流式(専用アダプタ使用)
ライト本体は、ベッドと40〜45cmの距離に置く必要がありますが、サイズが大きく、アダプタをコンセントにつなぐ必要があります。

サイドテーブルに置いて、延長コードでコンセントを確保しています

下の写真でライト本体と文庫本とボールペンを並べて撮影してみました。
奥行きがあるので、スペース確保時にはご注意ください。

レビューを読んでいると、
ベッドに置いても大丈夫
といった口コミを見かけますが、作りが頑丈ではないのでやめた方がいいです。
何度か落としたり、寝返りで勢いよく叩いてしまうと破損の原因になります。
ラジオ機能はいらない

筆者はラジオを聞かないので、ラジオ機能は不要でした。
ライトの後ろにラジオのための線があり、邪魔なのでラジオ機能いらなかったな…と思っています。

ラジオ機能はいらないので500円でも安くして欲しいです…

充電式ではないから、震災などで停電したらラジオを聞くことができないし、ちょっと不便よね
まとめ
- 光目覚まし時計として使うと高額。
- 読書灯やスリープライトとしても使用するなら購入する価値あり
今回は、PHILIPS「ウェイクアップライト(HF3519/15)」を6ヶ月間使用したレビューをまとめました。
「目覚まし時計」と思うと、1万円以上する商品のため割高に感じます。
「光目覚まし」「読書灯」「スリープライト」と多機能に使用すると、お値段以上の価値がありました。

「光目覚まし時計」だけが欲しいのであれば、他の低価格な商品を検討してみてもいいかも?
ご紹介した「買ってよかった点」「不便だった点」は…
・自然と起きられるようになった
・読書灯にもなる
・だんだんと暗くなるので寝つきやすい
・取扱説明書が分かりづらい
・目覚まし時計のオン・オフが使いにくい
・置く場所とコンセントが必要
・ラジオ機能はいらない
以下の1〜3が当てはまる方は、ライトの効能を活かしづらく、購入前をよく検討しましょう。
- アイマスクをする
- ベッド・枕付近に置く場所とコンセントがない
- 寝相が著しく悪い
上記の問題がなく、
朝の目覚めをより良くしたい
読書灯を使ってみたい
入眠しやすくしたい
という方にはオススメの商品です!

朝自然と目が覚めるようになり、読書もはかどり、入眠もしやすくなったので、購入してよかったです

フィリップスさんの公式サイトはこちら
PHILIPS(フィリップス)「ウェイクアップライト」の購入を検討している方の参考になるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!